生きていれば誰しも、一度や二度、場合によっては何度も、誰かや何かに対して、嫉妬・ジェラシーを感じることがあるのではないでしょうか。
ジェラシーは、気持ちのいい感情ではないため、その感情を「感じたくない。」と蓋をして我慢したり、嫉妬してる自分を否定したりするかもしれません。
あるいは、そのようなジェラシーを抱えたまま長い間過ごしていた結果、つのりつのった思いが爆発して、イライラの感情となり、愛するパートナーにきつい言葉をかけてしまった。
そのような体験をされたことのある方もいらっしゃるかもしれません。
相手が愛するパートナーである場合、
「こんな自分で相手を本当に幸せにできるだろうか。」「こんな自分は相手に愛される価値があるだろうか。」
自分を責めて、相手を愛する気持ちそのものに蓋をしようとしたり、否定しようとしたり、諦めようとしたりしている。それでも、愛する気持ちが沸き上がってきて、どうしたらいいかわからない。八方ふさがりだ。
そのように感じている方が、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。
そんな時こそ、「本当の自分の気持ちに素直になれるチャンス」と捉え、とことん自分に優しく接してあげましょう。
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例えば、あなたは長年、目の前のことに一生懸命に取組み、実績や人望もあると感じているのに、なかなか収入が上がらなくて、生活が苦しいと感じていたとします。愛するパートナーを幸せにするためにはもっと稼がなくては。と思うものの、解決策を見いだせずにいたとします。
一方、あなたが大好きなバンドグループのAさんは、自分の好きな音楽を表現し、多くの人々に夢や希望を与え、多くの人に感謝され応援されながら、愛するパートナーと結婚し、最近は赤ちゃんも生まれて、プライベートでは海外に住み、自然に囲まれて悠々自適に暮らしていたとします。
あなたは、そんなAさんのことを、「最高だな。」「いいな。」「すてきだな。」と思いつつも、どこか100%は応援できずにいて、「自分とはちがう世界を生きる人だから。自分には関係ない。」と感じるかもしれません。
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もし、そのような気持ちを感じた時は、自分の心に、こう問いかけてみましょう。
「本当に、それでいいの?」
すると、こんな風に、心の声が返ってくるかもしれません。
「本当は、自分だって、才能を発揮して、豊さの流れに乗りたい。」
「好きなことをして人生を楽しみたい。」
「好きなことを通して、誰かに愛や希望を感じてもらいたい。」
「愛するパートナーに、一番に感謝され応援され、いつもラブラブでいたい」
「いつも自然に囲まれて、のんびり暮らしたい」
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あなたの心の声が聞こえたら、こう答えてあげましょう。
「あなたも、それを、叶えていいんだよ。」
「あなたは、それを叶えるに値する、最高の人だよ。」
「僕・私が、一番にそれを応援しているよ。」
「あなたなら、大丈夫。一緒にその未来に行こう。」
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そうすると、こんな心の声が聞こえてくるかもしれません。
「でも、今こんな状況だし…。お金が…。職場が…。」など、いくつも不安要素がでてくるかもしれません。
それも全部、聞いて、受けてめてあげましょう。
そのうえで、その不安要素のひとつひとつが、どういう状態であったら、あなたは今より気持ちが楽になるでしょう。
気持ちを受け止めるだけで、楽になるものもあるかもしれません。
不安要素のひとつひとつが、最終的にどういう状況に変化したら、あなたはウキっとごきげんになるでしょう。
「こうだったらいいな。」と浮かんできたものは全て、
「それいいね。」「それ、最高だね。」「一緒に叶えよう。」
と自分に言葉をかけてあげましょう。
そして、すっかりそれが叶ったかのように気分を味わい、自分を「祝福」しましょう。
さらに、どんな小さなことでも良いので、できそうなことからひとつひとつ、不安要素をごきげん要素へと、変える「決断」と「行動」をしていきましょう。
願いを叶えるために必要な情報を、インターネットで調べて確かめるだけでも、状況が一変することだってあります。
そして、ひとつでも決断したり、行動できたときは、
「すごい!よくやったね♡」と自分で自分を褒めて褒めて、自分に〇をつけて、祝福してあげましょう。
もし、決断も行動もできなかったとしても大丈夫です。
「あなただから大丈夫。」「愛しています。」「いつも、ありがとう。」
とありのままの自分を褒めて、〇をしてあげましょう。
なぜなら、あなたが今生きて、今ここにいるだけで、最高に価値があり、奇蹟だからです。
このワークを続けていった先には、ジェラシーを感じていたことすら忘れて、ただただ、あなたにとって最高善と感じる、あなたの幸せな世界を創ることが叶います。
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このようなワークを続けていくうちに、ジェラシーというのが実は、あなたの本当の願いを叶えるためのサインであると気づいていかれるでしょう。
ジェラシーを感じているということはすなわち、自分の本当の願いを叶えるために行動することを我慢・忍耐してきており、もうその願いを叶えるための行動を起こすときが来ている。というサインです。
本当は、願いを叶えるために、我慢や忍耐する必要はないのですが、願いが叶った時に、最大限の喜びや感謝を体験するために、我慢や忍耐する場合があります。
けれど、必要以上に我慢や忍耐することはありません。
ジェラシーを感じた時に、「本当の気持ちと向き合うチャンス」と受け止めていただくことで、あなたにとって最高に幸せな人生の波に、スムーズに乗っていかれることでしょう。
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もし、気持ちが浮いたり沈んだりすることがあっても大丈夫です。
いつもごきげんでいないと願いが叶わない。なんてことはありません。
気持ちが沈んだ時は、そっと優しく、本当の気持ちを受け止めてあげましょう。
自分と向き合い、決断や行動をしてきたにもかかわらず、なかなか願いが叶わないとき、目に見える部分では何も変化していないように見えても、水面下では、あなたの願いが叶う準備がされていて、あなたが心を開いて受け取るのを、今か今かと待っていることがあります。
人生は、全体としてみれば、幸せな方にしか向かっていません。それが、この宇宙の仕組みです。
あなたがこの先、今よりもっと幸せになることはもう、既に決まっています。
だから、あなたはあなたの本当の願いに、とことんまで素直になるだけで大丈夫です。
経験したことのない新しい未来へ一歩踏み出す時、まだ知らない世界へ不安を感じるのは、誰もが、何歳であっても、感じるものです。
あなたの本当の願いを、あなたの魂は知っていて、あなたがそれを叶えることを100%応援しています。
多少の不安があったとしても、あなたは願いを叶えられるということを少しも疑う必要はありません。
喜びと感謝の心で、いつでも祝福を受け取ろう。と思うだけで、あなたは大丈夫です。
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最後までお読みくださりありがとうございます。
あなたにたくさんの愛と光、たくさんの幸せが訪れますように。
何か参考になりましたら幸いです。
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