怒りの奥には、必ず、本当の気持ちや願いが隠れています。
常日頃から、自分の感情を観察して、もし怒りや辛さを少しでも感じたら、
「怒ってるんだね。」
「辛いよね。」
「すっごく、頑張ってきたもんね。」
と自分の心に語り掛けてあげましょう。
そうすると、「そうなんだよ。あんなこと、こんなことがあってさ・・・」
「・・・それなのに、相手は全然わかってくれなくてさ。もう、どうしたらいいのかわからないよ。もう、いやになっちゃいそうだよ。」
など、心のつぶやきが聞こえてくるかもしれません。
そうしたら、
「そうなんだね。それは、本当に辛かったね。」
「でも、きっと君なら大丈夫だよ。だって、こんなに頑張っているじゃない。」
と自分の心に語り掛けてあげましょう。
そして次に、
「あなたは本当はどうしたい?」と自分に聞いてあげましょう。
そうしていくと、また、心の奥で小さな声が聞こえてくるはずです。
「寂しい。本当は一人で頑張るなんてしたくない。」
「もうぜんぶ、つらいことがなくなってほしい。本当に好きな人と生きたい。」
「本当は、彼(彼女)といつも一緒で仲良しでいたい。」
「本当は、もっとゆっくりリラックスしてお仕事をしたい。」
「毎日、好きなことだけをして、のんびりと悠々自適に暮らしたい。」
「愛する子どもと一緒に、楽しい時を過ごしたい。」
「朝はゆっくり過ごしたい。」
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そんな素直な声が聞こえたら、
「うんそうだね。そのとおりだね。」
「それいいね。」
「それがあなたに相応しいね。絶対そうなれるよ。」
と100%肯定してあげましょう。
そうして、
「君だから、絶対大丈夫だよ。」
「きっとすっごく、幸せで、楽しい毎日になるね。」
「一緒に、その未来に行こう。」
と、語り掛けましょう。
そうすると、少しずつ、心が軽くなり、暖かさや明るさを感じはじめるはずです。
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自分が怒りを感じていることに気づいたら、怒りの奥にある本当の気持ちに気づき、その気持ちを自分がまず、認めてあげましょう。(悲しいときも同様です)
本当の望みが、大切なパートナーや家族に深く関係することなら、その「素直な気持ち」を「言葉」にして、相手に伝えてみましょう。
怒りをぶつけるよりも、ずっとスムーズに、本当の願いが引き寄せられてきます。
あなたの大切なパートナーや家族の方は、きっと、あなたの「素直な気持ち」を受け止めてくださるでしょう。
それどころか、あなたが本当の素直な気持ちを「言葉」にしてくださるのを、ずっと、待っていらっしゃるかもしれません。
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あなたの本当の望みに気づいたら、守護天使さんにも、その望み・願いが叶うように助けを求めてみましょう。
そうすると、ひとつひとつ、インスピレーションやサインがやってくるはずです。
守護天使さんの助けを借りながら、ひとつひとつ行動していくと、いつのまにやら願いが現実化していくことでしょう。
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今回お話させていただいた方法で、自分の心と真摯に向き合い、対話をしていくうちに、涙が流れることがあります。
それは、魂が浄化されている証拠です。
「泣いたカラスがもう笑う」
涙を流した後には、きっと、心が軽くなり、ありのままの自分を肯定できることと思います。
子どものような純粋さを、本当は誰もがもっていらっしゃいます。
そんな自分の純粋さに気づき、受け止めていくことが、魂の道を歩むうえでとても大切です。
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もし、仕事中は忙しく、自分に語り掛ける、そんな余裕すらない。と感じる場合は、
ただひたすらに、心の中で、
「ありがとうございます。ごめんなさい。ゆるしてください。愛しています。」
と唱えましょう。
その時しっくりくる言葉、例えば「愛しています。」だけを繰り返し唱えるのもお勧めです。
これは、潜在意識をクリアリング・浄化する、魔法の言葉たち。
「ホ・オポノポノ」というハワイ発祥の伝統ある方法です。
必要以上に思考や感情に振り回されることなく、常に思考がクリーンでいられるようになるので、お勧めいたします。
また、涙を流すのが苦手。という方は、日頃からサウナや岩盤浴など、汗をかく場所に行かれたり、エプソムソルトを入れたお風呂に浸かって心身をゆるますこともお勧めです。
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怒りを我慢し続けていると、自分を責めたり、相手を責めたりして、傷つけあって、本当の願いから遠ざかってしまいがちです。
また、怒りを我慢するために、必要以上に食べたり、お買い物にエネルギーを使う人もいらっしゃるようです。自分が怒りを抱えていることに気づけていない場合もあります。
怒りを我慢し続け、自分や相手を責めたり、変わらない現実に落ち込み、塞ぎこんだ状態が続くと、女性は月経不順や生理痛などの形で体調に影響が出たり、人によってはがんなど命に係わる病気にまで発展することもあります。
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あなたに沢山の愛と光、たくさんの幸せが訪れますように。
何か参考になりましたら幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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