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あなたは今、何かしらの悩みごとを抱えていらっしゃいますでしょうか。
「悩み」と聞くと、何か重苦しいもののように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど悩みの無い人、悩むことをしない人は、この世界にはいらっしゃらないことでしょう。
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私たちは、ただ生きているだけで、自分以外の誰かや何かと、関わる機会があります。
誰かや物の発する音や声、誰かが作って下さった物、
誰かや自然が伝えて下さる言葉やメッセージ
目に見えない、誰かや何かが発するオーラ・エネルギー・思念など
どんな些細なことを通してでも
私たちはいつも、何かしらと繋がり、その情報を繊細に受けとりながら生きています。
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私たちが、受け取ったすべての情報を認識したならば、あまりの情報の多さに、気絶しそうになるでしょう。
だからこそあなたの魂は、あなたにとって本当に必要な情報だけを受け取ってもらおうと、様々なサインを贈っています。
もし仮にあなたが、自分の魂は、何もサインを贈ってくれていない。と感じるならば、
それはあなたの意識が、自分の内側ではなく、自分の外側に向きすぎているからかもしれません。
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それでは、自分に必要な情報だけを受け取った場合、周りの人のことは気にしなくても大丈夫ですか?
と、心配になる方が、いらっしゃるかもしれません。
それもそのはずです。私たちは、
「他人に迷惑をかけてはいけません。」
「皆に迷惑がかからないようにしましょう。」
と、何らかの形で教わったり教えたりして、育ち育てられていらっしゃる方が、大勢いらっしゃると感じます。
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なぜ、そのような教えが、受け継がれてきたのでしょうか。
「それは、他人の命の重みを、忘れないためです。」
と、私の守護天使さんは教えてくださいました。
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他人の命の重みを忘れない。とはどういうことでしょうか。
つまりそれは、
「自分の命を一番に大切にしましょう。
その上で、誰かの命も大切にしましょう。
そうすれば、誰もが余すことなく、命を大切に扱い、扱っていただけるでしょう。」
という意味かもしれません。
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もし仮に、あなたが他人の命ばかりを大切に思っていると、あなたの命は、誰が大切にしてくださるのでしょうか。
また、あなたが自分の命を大切に思っていないとき、どのように他人の命を大切にすることができるでしょうか。
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答えは意外と単純です。
あなたが、あなたの命を、いちばんに尊重すればいいのです。
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あなたの命を、いちばんに尊重する。とはどういうことでしょうか。
それは、まずはじめに、
あなたの命がこの世に存在することを、自分に許すことです。
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あなたの命がこの世に存在することを、自分に許す。
とは、どういうことでしょうか。
それは意識の中で、あなたの外側で起きていることを全て、いったん、手放す。
それは意識の中で、あなたの命以外の全てを、いったん、無にする。
ということです。
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そして、「あなたの命の息吹」だけを、「今ここ」に感じる
ということです。
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どのようにそれができるかと言いますと、例えば、
自然の中に行って、きれいな空気を沢山吸って、深呼吸をすることであったり、
お家の中に居ても、風通しのいい、光のさす場所に身を置いてゆっくりと座り、深く呼吸を整えながら、ただ「今ここ」を過ごすことです。
あるいは、そういった清々しい空間の中で、大好きなことについて、無心になって作業の手を動かす
といったようなことです。
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私たちは皆、どうすれば、自分が「今ここ」を安心して、楽しんで、ごきげんで生きていけるかを、本当は知っています。
自分の命の重みを、どのように大切にできるのかを、魂・本能が知っています。
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意識が自分の内側に向いている時、あなたは、他の人の命を大切にしながら、
同時に、自分が安心して幸せに過ごしてもいいことを、悟るでしょう。
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自分の意識を内側に向けていく過程では、
自分の外側の世界において、もう自分にとって必要なくなった物や関係性をひとつひとつ、手放していくことが大切です。
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それは例えば、家の中にあるものを、整理整頓、断捨離することであったり、
もう使わなくなったメールアドレスや連絡先を整理整頓、断捨離することであったり、
もう使わなくなった、銀行口座や、登録していた会員・メンバーシップを解約することであったりします。
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場合によっては、今の職場を退職して、別の新しいお仕事・職場へ、魂のステージアップするような変化を辿ったり、
今までお世話になった家族や夫婦生活を卒業して、別の新しい暮らしへと、魂のステージアップするような変化を辿ったりすることかもしれません。
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また、そういった変化を自ら起こすために、
「自分は幸せになってもいいんだ。」
「自分を本当に幸せにするために、その決断・行動をするんだ。」
と、強い勇気を持つことが、必要な場合があるかもかもしれません。
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いずれにしても、
自分の内側に意識を向けていくことで、あなたは本当の幸せを手にすることができます。
その過程においては、自らが変化することや、不要になった物や関係性を手放すことは、四季が巡るのと同じくらい、ごく自然の流れである。
ということを知っておくことも大切です。
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何から手を付けて良いか分からないときは、
今あなたの身の回りにある物が、自分の本当の幸せにとってプラスになるかどうか、
本当に必要な物かどうかを見定めることから始めてみましょう。
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あなたのお部屋やお家の中は、「あなたの潜在意識そのもの」を表しています。
あなたのお部屋は、今、整っていますでしょうか。
お客様を、心地よくお迎えできる状態でしょうか。
もし、あなたのお部屋・お家の中にお客様をお迎えして、「おもてなし」できる状態でない。と感じるすれば、
それは同時に、あなたがあなたに対して、とても居心地の悪い「おもてなし」をしていらっしゃるということです。
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あなたのお部屋の中を、あなたが本当に心地よく、清々しく、安心して過ごせる空間にしていきましょう。
誰かに見せないとしても、「誰かに見られても大丈夫。」と思えるくらいの状態を目指す心持でいらっしゃると良いでしょう。
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お部屋の中は、あなたの心と意識、体の健康状態を、目で見える形で表しているものです。
あなたのお部屋の中が、すっきり整うことで、あなたの心、意識、体、人間関係なども、自然と整って健康になっていくことでしょう。
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そうして初めて、あなたは次にとるべきステップへ移ったり、次の行動をとる準備へと移ることができるようになります。
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常日頃から、もし少しでも、自分の意識が外側に向いていると感じたら、
内側に戻すための時間を作るようにしましょう。
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お部屋の中が整っていても、外出すれば、やはり意識が外側に向くものです。
休憩時間を取って、深呼吸したり、ぼーっとしたり、自然の中に行ったり、瞑想したり、ヨガをしたり、お散歩したり、コーヒーや紅茶を飲んでほっと一息つくなどの時間を作りましょう。
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そのような時間には、スマートフォンやテレビ・ラジオはOFFにしましょう。
小さな音で、瞑想用の音楽を流すことは、場合によっては、プラスにはたらくかもしれません。
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いずれにしても、自分の命を尊重するために、
そのような時間を取ることは、とても大切です。
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あなたの意識が内側に向いて「今ここ」を感じている時、
同時に、他人の命を尊重している。というこも、忘れないで下さい。
あなたは、安心して、自分の意識を内側に向けていきましょう。
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あなたが自分の命を本当に大切に扱っているから、
他人の命も大切に思うことができるのです。
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あなたが、自分の命を尊重し、大切に扱っている時
決して、他人に迷惑をかけていると思う必要はありません。
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あなたの命を本当に大切にできるのは、あなただけです。
だからこそ、あなたの命を心から尊重し、幸せしてあげられるのは、あなただけです。
そのことを、思い出していきましょう。
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もし、原因のはっきりしない不安や心配が押し寄せてきたら、
その原因が何かを突き止めようとするのは、いったん置いておきましょう。
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その原因が何であったとしても、あなたは今、何かに傷ついたり疲れを感じていらしゃることが「事実」です。
そして、その傷や疲れを「癒す」必要があるのも「事実」です。
そのような時こそ、意識を自分の内側に向けていきましょう。
深呼吸して呼吸を整え、「あなたの命の息吹」を感じていく時間を過ごしましょう。
もしかすると、涙が流れることもあるでしょう。
そのような時は、あなたの魂があなたに、こう、伝えてくれている証拠です。
「ありがとう。今までよく頑張ったね。」
「もう、大丈夫だよ。幸せになろうね。」
あなたはその時、やっと自分の内側に意識が向き、魂の声を聴くことができたということです。
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傷や疲れの原因を、自分の外側に追い求めるよりも、はるかに有益で効果的であることを、感じられることでしょう。
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「私が心から安心して幸せに生きていくために、わたしはわたしのために、これから何ができる?」
「私は本当は、どのような生き方をしたら、いつも安心で幸せかしら?」
そのように、自分に声をかけてあげましょう。
そして、あなたにとっての「安心」や「幸せ」だけにフォーカスしていきましょう。
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この問いかけを「テーマ」として紙に書き出しても良いでしょう。
自分が自分の親友になったつもりで、カウンセリングをするイメージです。
今気になっている要素、こうなったら安心、幸せと思える要素などを書き出してみましょう。
そうなるために、今自分にできる行動も、リストアップしていきましょう。
そのようにしながら、あなたがあなたの100%味方になって対話することで、
あなたが本当に安心して前に進める「ひとつの答え」を、見つけていくことができるようになります。
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最後までお読みくださりありがとうございます。
何か参考になりましたら幸いです。
あなたに沢山の愛と光、たくさんの幸せが訪れますように。
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